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連載『アレの名は』番外編
「NUIES」に激震走る…! 予想はしていた。いや、ある意味知っていた。 すでに誰かがやっていることを。 「アレの名は」なんて気の利いた風のタイトルをつけたつもりでいたこの連載(※)、僕が思いつくのだから、もう既に誰かがやっていてもおかしくはない。実際、それっぽいサイトもチラリと見かけた。でも、すぐにブラウザを閉じた。見ないようにしていた。被りたくなかった。被っているとしても、それを認めたくなかった。自分に見えている狭い狭い景色の中で、オンリーワンでありたかった…。 ※この時点で既に『君の名は』のパクりで ...
【レトロゲームレビュー】『ジェリーボーイ』の思い出
スライムと言えばまさに「弱い敵」の象徴だ。 それを逆転させて主人公にしてしまったところがこの作品のおもしろいところだと思う。 つまり、物語の主人公としてお決まりの「勇者」とかどこぞの「王子」(主人公のジェリーも王子ではあるが)とかいった「型」を用いなかった点が、僕にとって「ジェリーボーイ」を忘れられないアクションゲームにしているのだ。 派手な必殺技なんかないけれど、伸びたり縮んだり、スライムにはスライムなりにできることがある。 身体を自由自在に変化させて攻撃するアクションは見ていて楽しげだし実に可愛らしい ...
【レトロゲームレビュー】『侍』の思い出
今回レビューの槍玉にあがるのは、アクワイアとスパイクのタッグによる時代活劇ゲーム「侍」。 「天誅」にぞっこん惚れ込んで以来、「アクワイア」の名がつくものにはつぶさに反応してきた。 そんな中PS2でリリースされたこの「侍」が、僕の食指を動かさぬはずはない。 武士道にのっとり、定価で買ったことを今でも誇りに思っている。 操作性は決して良くなく、コントローラのスティックを限界以上に倒しても主人公の移動スピードは現代の幼児のそれに遠く及ばない。 しかしそんなことは問題ではないのだ。このゲーム、評価す ...
【レトロゲームレビュー】『いっき』の思い出
――発売から30年余り。 稀代の名作として、今もなお語り継がれる「いっき」。 窮乏する農民の生活を如実に表したストーリーラインもさることながら、自らの置かれた状況を打破せんと立ち上がった主人公たちの持つ「狂気」とも呼べるタフさも、本作を語る上で重要な要素であろう。 「竹やり」、「おにぎりキャッチ」など随所に盛り込まれた斬新な要素とは裏腹に、画面を通じて漏れ出す独特の「イモ臭さ」。 これらがまさに当時のユーザーの潜在的欲求をダイレクトに刺激し、発売後またたく間に「いっき」は国民のバイブルとなったのである。 ...
【レトロゲームレビュー】『ボンバザル』の思い出
僕は人生に必要なことのほとんどをテレビゲームから学んできた。 今回とりあげるのは、1990年にリリースされたSFCのパズルゲーム『ボンバザル』。 プレイヤーはB級映画の異星人のような外見の主人公を操り、ステージ内に設置された爆弾や地雷をすべて爆破処理していくことになる。決まった手順で処理しなければ手詰まりとなり、それはすなわち「死」を意味する。 主人公は非常に脆弱で、爆風に巻き込まれたり、ステージから落下したりなどするとすぐ死んでしまう。 文字通り、一歩間違えば主人公は死んでしまうのだ。 その点では、本作 ...
Amazonの置き配で誤配に気づいた時の対処法&注意点
どうも、motoyamaです! よくAmazonで買い物するのですが、「置き配」が手軽なので頻繁に利用しています。 そんな中、置き配での誤配を経験したので、そのときの対処法をシェアします。 この記事では、Amazon利用時の 置き配指定した荷物が届いていない 他人あての荷物が置き配されていた といった置き配の誤配への対処法を掲載しています。 誤配という「緊急かつ重要な用件」が突然に割り込んでくるわけですから、予定も狂いますよね。予想外の災難に、焦りや怒りを覚える気持ちは分かります。 でも、落ち着いて対処す ...
連載『アレの名は』004:聖徳太子が持ってる謎の板切れ
どうも、motoyamaです。 唐突に何ですが、 僕はセンター試験・日本史Bにおいて、 100点中52点という、なんの面白みも無い得点をマークした経歴があります。得点そのものよりも「点数が面白くなかった」ことが、実に苦々しい記憶となっています。 そのとき味わった挫折、自分自身への敗北感はそのまま日本史Bへの憎悪に転じたことは言うまでもありませんが、ネガティブな感情は次第に昇華され、「ある歴史上の人物」へ向けられる好奇心へと形を変えました。 そんなわけで、今回のテーマは、 「聖徳太子が持ってる謎の板切れ」 ...
夢に出てきた怪しい言葉「ラフィーネの多幸福領域」
昔見た夢に、 「ラフィーネの多幸福領域たこうふくりょういき」 という言葉が出てきました。 一見「ありそう」な言葉なのですが、辞書を引いても検索しても見つかりません。語感はいいのですが、字面から醸される厨二臭さと宗教臭さに身震いします。 個人的なメモによると、この言葉が出てきた夢を見たのは2014年の2月25日。 かれこれ6年以上経ちますが、未だに手掛かりはつかめません。あの夢を見てからというもの、「ラフィーネの多幸福領域」は私の脳をモヤモヤさせ続けています。 これまで身近な人間には尋ねてみたのですが、ネッ ...
連載『アレの名は』003:おしっこの黄色さ
どうも、 三十路を超えてから括約筋のゆるみが著しく、このままのペースでいけば四十路で100%吹っ切れる見込みのmotoyamaです。四十にして惑わずとは、よく言ったものですね。 今回のテーマは、 「おしっこの黄色さ」。 連載3回目にして「おしっこネタ」に手を出すなんて、この筆者もしやその手の趣味があるんじゃ…なんて思っているかもしれませんが、そいつは当て推量ってもんですよ。 「お」と打っただけで「おしっこ」「黄金水」「おいしい」などというダーティな予測変換を吐き出すことはありませんし、「黄金水」を「せいす ...
連載『アレの名は』002:コンロについてる支えの金具【五徳】
どうも、 「火を見る横顔がサイコパス」 と名高いmotoyamaです。 僕がサイコパスだなんて失礼な話ですが、 そんなことより、いいですよねぇ火って。 ロウソクでも焚火でもバーナーでもなんでも、 炎を眺めると心が落ち着きます。 火のある場所と関係あるっちゃあるのですが、 今回のテーマは 「コンロについてる支えの金具」。 あなたの家の台所にもきっとあるはず。 そう、「五徳ゴトク」です。 「何をいまさら」感がオーバーフローしてますが、いいんですよ、そういう連載ですから。連載のタイトルを「なにをいまさら」にしよ ...