UBIソフトが先日発表した新作バトロワFPS『Hyper Scape(ハイパースケープ)』
基本プレイ無料であることが発表されていますが、飽和したバトロワ界をどのように掻き乱してくれるのか楽しみです。
無料なので早々に過疎ることはありません。これは大人数が必要なバトロワゲームで必要不可欠な要素ですよ。
覇権のフォートナイトやエイペックスも無料ですし、人がいないと延々Bot狩りをさせられる羽目になります。
マルチでハイエナプレイプライドを掛けた殴り合いを楽しみたいのに、中身のないハートレスな連中と不毛な争いをしても何も満たされません。
今作はPCの他にもPS4等の家庭用ハードでも発売されるとのことで、クロスプレイに対応でもしたら過疎とはもはや無縁でしょう。
バトロワ系はストリーマーによる実況プレイも盛り上がりますが、このゲームは視聴者がゲームに参加できるシステムも用意されています。
それが「Twitch」の拡張機能「Crowncast」を利用した連携要素。視聴者はコメントを通じてゲーム内に影響を及ぼすことが出来るのです。
用意された選択肢から任意の項目を選び、多数決で選ばれた項目が実際のゲーム内に反映されるというもの。
干渉できる自由度は薄めですが、「ハンガー・ゲーム」のスポンサーのように、視聴者もゲームに参加できる素晴らしいシステムです。
似たような機能を備えたゲームはありましたけれど、コンソール対応ソフトでも出来るのは初なのではないでしょうか!
トレイラーでは高層ビルの立ち並ぶマップの中を縦横無尽に駆け回ってドンパチやってますねぇ。
高低差を駆使した立体的な戦い方を要求されそうです。1コアな私にはこの時点で無理ゲー臭がしますが、飲み込みの早いキッズたちはとんでもない魅せプレイをやってくれそう。
私が特に楽しみなのが、死んでもゴーストになれてピンにより生き残ったメンバーと意思疎通出来るという機能。
他のバトロワでもあるのかは分かりませんが、ビビりすぎて撃ち合いではこちらの装備が圧倒的優勢であってもほぼでキルされる私としてはありがたいことこの上ない!
死んだら無言無音のままゴーストCQCを掛け合って馴れ合うのが日課だったMGOを思い出します。
運良く敵を倒すことが出来れば蘇生もさせてもらえるようなので、幽霊になってもチャンスが残されているのも良いですね!
バトロワの個人的醍醐味は、装備を少しずつ強くしてニヤニヤするところだったり、卑劣な手で闇討ちしたりハイエナするところなわけです。
真正面でのガチの殴り合いは避けなくてはならない状況なのですが、終盤になるにつれて大体テンパって死んじゃうんですよね。
強い人のメンタルが羨ましい。
実はこの世界、近未来「2054年」の仮想空間という設定。
人々はVRヘッドセットをつけてこのバーチャルな世界に入り込み、ショッピングなども楽しんでいるようです。
昨日(2020年7月3日)金曜ロードショーで放送された「レディ・プレイヤー1」をイメージすると分かりやすい。
ということは、ゲームの中でゲームしてるということでしょうか。これまでのバトロワ系でも異彩を放つ設定で惹かれますよね。
有象無象なバトロワ界隈でしっかりと存在感をアピールすることに成功したハイパースケープ。
心配なのはUBIのうんちサーバーだけ!これが安定性抜群であれば、もはや怖いもの無しと言えるのではないでしょうか!
フォートナイトやエイペックスに並び、追い抜くことが出来るのか。
今後の続報に期待しながら配信を楽しみにしておきましょう!