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『TFLO(トゥルーファンタジー ライブオンライン)』を忘れない

『トゥルーファンタジー ライブオンライン』というゲームがありました。
かつてレベルファイブが開発し、マイクロソフトが支援し、XBOXで発売が予定されていたMMORPGです。

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その昔

約20年前の「2002年」。私がまだピチピチだった頃にこのゲームは発表されました。
少し前にはMOの「PSO(ファンタシースターオンライン)」でネットゲームの面白さと共闘の快感を覚え、超現役のMMO「FF11」全盛期を満喫していたあの頃。
あの頃は今のように生き急いでいるプレイヤーが少なくて皆仮想現実で思う存分第二の人生を楽しんでいた気がします。
そうでなくとも、ゲーム全体がそんな空気に包まれていました。まだまだネトゲ黎明期でしたからね。
「RP(ロールプレイ)」や「なりきり」が盛んに行われていましたし、「ブロントさん」のようにネ実(2chのネトゲ実況板)のアイドルも爆誕します。
電撃PSで企画された「電撃の旅団」には憧れたものです。

今でこそ娯楽が溢れ、目の肥えたネトゲに慣れすぎたユーザーに「Time to Win(タイムトゥウィン)」なゲームは流行らないのは確実ですが、第二の人生としてゲームの世界に生きている実感を得るにはうってつけの手法でした。
「time to win」は字面では誰に勝つんだよって感じですが、大体が「時間をかければ誰でも強くなれる」という意味合いで使われます。廃人絶対主義です。
「UO(ウルティマオンライン)」、「EQ(エバークエスト)」、「RO(ラグナロクオンライン)」、少し遅れて「WoW(ワールド・オブ・ウォークラフト)」等など、後のMMOに影響を与えたタイトルもこの時点で出揃っています。
私はPCは持っていなかったので家庭用オンリーでしたが。

理想郷TFLO

そんなネットゲーム黄金時代を駆け抜け、今後の進化に胸を躍らせていた私が「TFLO」に飛びつくのは必然でした。
当時では斬新なトゥーンシェーディング技術をふんだんに使ったモデリングや、典型的王道ファンタジーな世界観、豊富なキャラクリ、膨大にみえる自由度。
当時はTFLOのどれもが夢に描いた理想のMMOそのものにみえたのです。

開発のレベルファイブは公式掲示板を公開しており、そこでユーザーの希望を積極的に取り入れて実装していました。
PVにも見える頭防具の開閉動作、あれはユーザーの要望で実装されたものです。
私は要望こそ出しませんでしたが、しょっちゅう掲示板をのぞいては「はやくプレイしたい」と泣きながら待ちわびていました。
βテストの開催を何度も何度も延期している間も、記憶違いでなければ開発は掲示板で要望を聞いていたと思います。
大々的にTGS等でメディアを交えてプレイ動画の公表もしていました。ファミ通のひげも出ていましたよね。
なので私は順調に開発は進んでいるものだと信じ切っていました。

それが突然!
なんの前触れもなく!
「2004年6月3日」に開発中止が発表されたのです!!!

当時はネ実に入り浸っていた私ですが、ちょっとした騒ぎになったことを覚えています。
マイクロソフトは理由として「斬新なオンラインゲーム体験を皆さまにご提供できる状態への進捗がいまだ見込めないため」と語っており、後々「グラフィック部分はほぼ完成したが、ネットワーク部分の開発が難航した。」というとんでもないぶっちゃけた事を言っています。
要はガワだけつくって大事な中身が全くつくられていなかったという事です。
全てハリボテだったわけですよ。

これだけで驚愕なのですが、私は開発中止になったときのレベルファイブの動きを忘れていません。
発表とほぼ同時に公式掲示板を即閉鎖、開発中止に関して詳しい詳細は一切語られないまま今の今までだんまりを決め込んでいます。
延期に延期を重ね、直前まで要望に答えて何知らぬ顔でユーザーに期待させておいてこれです。
ユーザーへの裏切り行為といってもいいでしょう。
レベルファイブは今も頻繁に延期を繰り返すメーカーとして有名ですが、あの頃から全く変わっていない事が分かります。

後年レベルファイブの日野社長は4亀の記事でこう語っています。

原田氏:
そうなると,ご自身でMMORPGを作りたくなりませんか?

日野氏:
なりますよ。チャンスがあれば,常に作りたい気持ちはあるんです。ただ,「トゥルーファンタジー ライブオンライン」(Xbox)の開発中止が,未だに心の傷になっているんですよ。

日野氏:
MMORPGを作るためには,会社としての力,それからオンラインゲームの知識や技術が必要です。中途半端な憧れの気持ちだけでは作れない。実際にあのときは,気持ちが先行した結果スケジュールがうまく回らなくて,プラットフォームであるXbox自体の状況なども鑑みた結果,開発中止を宣告されてしまいました。
プレイヤーからの期待も大きかったので,開発サイドとしては盛り返していくつもりでいましたが,運営型タイトルですので,発売後のプレイヤーの推移なども考え,時期ではないと判断されてしまったんです。

日野さんからTFLOの事が語られたのには驚きました。
開発は続けるつもりだったようですが、だからといってあのような行為が許されるのでしょうか。
あの時のレベルファイブの対応が未だに忘れられません。

なので未だに彼らの製品をみても胡散臭く感じてしまいます。
これからも彼らの製品を買うことはないでしょう。
世間では大多数から認められている敏腕社長とやり手のゲーム企業として認知されているでしょうけどね。

日野社長はどこかのなんとか14のPDと同じく口が上手いです。
交友関係があるらしく、前はゲストとして頻繁に動画で馴れ合っていましたね。
ですが、口の旨さと実際に出来上がるゲームは違います。全く別物です。
皆さんも彼らのような人種には気をつけてください。

 

 

TFLOの事忘れないからな!

 

 

※当時を思い出して書いていますが、捏造する気はありません。事実と異なるところがあれば指摘していただければ修正致します。

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鹿児島南部生まれの田舎者。友達は家庭用ゲーム機。
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