どうもmotoyamaです。
先日、宮崎県は都城市在住のおふくろから
「丸岡のぎょうざ」が届きました。
こちらの記事:
【ご当地グルメ宮崎編】美味すぎる餃子『ぎょうざの丸岡』
でsouriが取り上げていたアイテムです。
コロナコロナで五輪も延期のご時世で、
「マスク、足りてる? 送ろうか?」
という実母のやさしさをはねのけ、
「マスクはいらねぇ、餃子をくれ」
と丁寧に打診し、入手しました。
実際に調理し、
食べてみた様子をお届けします。
ぎょうざの丸岡メディア情報
3月28日に放送されたフジテレビの『FNS 春の祭典2020 豪華俳優が本気で食べたいグルメ争奪戦』で紹介されていたようですね。
もっと知られていい。
美味いから。
丸岡の餃子、開梱フェーズ【内容物一式】
おふくろが送ってくれたのは50個入り。
小さめの段ボールで届きましたが、ずっしりとした重さを感じます。
「おいしいよ!」とさり気なくアピールしているのがポイント。
実際、美味いので文句はありません。
箱を開けると、
まず目につくのは大きな注意書き。
段ボールの内フラップ、
通称:みみの部分に大きく印字されています。
片側だけでなく両側に印字されており、どの向きで開梱しても見逃すことはあり得ません。
「新鮮な生の餃子を、新鮮なまま、おいしさ高品質のままに食べてほしい」
という生産者の方々の熱い思いが、いまここにチルド便で届きました。
丸岡の餃子(本体パッケージ)
出ました。
50個入りの餃子が、
みっしりとパックされています。
ほか、以下の物が入っていました。
- お願い
- 責任票(2枚)
- 丸岡のぎょうざ物語
- おいしく調理するコツ
- ギョーザのたれ2個(別売)
陳列してみましょう。
折角なので、一つずつ見ていきます。
………。
「早くしろよ」と思っていませんか?
まあまあ、少しお付き合いください。
このあとちゃんと美味そうな餃子の写真を載せますから。
「お願い」の紙
「30分以内に冷蔵庫に入れるように」
というお願いが書かれた紙。B4サイズ。
写真撮ってる場合じゃねぇ。
責任票・1
包装責任者の認印が捺された小さい紙。
ありがとう坂元さん。
万が一、品質や数量に疑念を抱いたときは、
これを同封して連絡すればいいようです。
責任票・2
同上。
まさか2人がかりで包装してくれたのか。
梱包ラインが分かれているのかもしれない。
何はともあれ、
ありがとう平川さん。
丸岡のぎょうざ物語
餃子の丸岡の歴史と実績を垣間見られる資料。
A4サイズ。
両面カラー印刷で商品ラインナップも。
おいしく調理するコツ
両面印刷、A4サイズ。
丸岡の餃子をおいしく食べるための手順書。
焼き餃子、水餃子、餃子鍋に対応。
カラー面には、
さらなるアレンジレシピも記載。
少なくとも在庫を食べきるまでは
手元に置いておきたい重要アイテム。
ギョーザのたれ2個(別売)
別売りのギョーザのたれ。
2個入っていたのは母の気配りだろうか。
確実にあまるが、持っていて損はない。
餃子調理オペレーション開始【いざ丸岡】
原料の生産から製造加工、
輸送保管を経て食卓にのぼるまでの、
その一連の流れ…ここに関わったすべての
「出会ったこともない人たち」が、
どこか一つでも選択を違えていたら…
僕が今日この日、いまこの瞬間を
迎えることは叶いませんでした。
いろいろと大変な時期ですが、
滞ることなく餃子を製造してくださっている
皆さんに感謝します。
マインド面を整える|丸岡の餃子マインド
さて、
「すべての餃子は食されるためにある」
という格言通り、これらの餃子もしかる後には胃袋に収まるわけです。
実に多くの人の手によって、
ここまで運ばれてきた丸岡の餃子ですが、
ここが前線、丸岡餃子の終着点、
餃子ライフの最先端です。
そうなるとこの僕も、ここからの選択を
一手たりともしくじるわけにはいきません。
勘の良い読者のあなたならもうお気づきだと思いますが、その通りです。
既にオペレーションは始まっているのです。
開梱の瞬間から。否、
ヤマト運輸のあんちゃんから
小包を受け取ったその瞬間から。
GTO、すなわち、
餃子調理オペレーションが。
あまりの責任重大さに心筋が梗塞しそうですが、誰しも最初はビギナーです。
餃子の調理経験など数えるほどしかない、
いわば「餃子童貞」に等しい僕でも美味しく
作れるように、パッケージ一式には
「おいしく調理するコツ」
が同梱されています。
これさえあればマインド面は安定しますが、
より完璧なマインドセットをおこなうなら、
「丸岡のぎょうざ物語」を一読するのも
オススメです。
餃子の丸岡のルーツと歴史、
実績に触れることで、あなたのマインドが
「より丸岡らしく」調整されることが
期待されます。
そのことは、GTOの完遂に一役買うでしょう。
同梱の「おいしく調理するコツ」を読む
Excelのオートシェイプと苦労を重ねて作ったみたいなフライパンに目が行きますが、手順を読み込み、不測の事態に備えます。
今回はシンプルに、
「焼き餃子」でいただきたいと思います。
ひかれた油の軌道に味があるなぁ。
丸岡の餃子を焼く手順
「餃子の調理法? 焼くだけだろう」
などと思わないでください。
「そんなの知ってて当然だろう」
「できて当然だろう」などという批判は
いっさい無用です。
そのような台詞を吐く人間とは、
僕はこれまで距離をとって生きてきました。
これからもそうします。
シンプルなものほど、奥が深く、
それゆえに携わる人間の本質が出るのです。
さて、
まずは「ぎょうざの粉」をはたき落とします。
粉の正体はコーンスターチであり、
トウモロコシ由来のデンプンです。
片栗粉じゃあないんですね。
パックのビニールを外す時に
高確率で飛び散るのでご注意ください。
スタンバイが完了したものがこちらです。
今回、調理に使うのは
フライパンではなく「BRUNO」!
コンパクトなホットプレートで、
2~3人に程よいサイズ。
引っ越し祝いにいただいたものですが、
平面プレートのほか「たこ焼きプレート」もついています。
オプションで深鍋もあり、
冬場はかなり重宝します。
では、プレートに油を熱しつつ…
丸岡の餃子を並べていきます。
並べたらすぐに熱湯を注ぐので、
あらかじめ沸かしておきましょう。
とりあえず18個並べました。
すぐに熱湯を100ccほど注ぎ、フタをします。
中火で4分。
4分後、フタを開けて様子を見てみます。
餃子調理オペレーションの熱気(水蒸気)に、さしものApple製品も、餃子を捉えきることができません。
このときお湯が残っていたら、
さらに1~2分加熱します。
お湯がほとんど無くなれば、
油を加えてさらに2分!
できました。
ひっくり返してみると、
皮がこんがりキツネ色に。
食欲をそそる香りが部屋を満たします。
「おいしく調理するコツ」のおかげで、餃子ビギナーの僕でも上手く焼けました!
若干焼きムラはあるものの、それはひとえにBRUNOのせいです。
「おいしく調理するコツ」に書いてある以上のことはしていません。
愚直に、シンプルに、やるだけです。
だって僕はビギナーですから。
手順通りにやるだけ。
この手順書は、餃子の専門家による
凝集ノウハウです。
そんじょそこらの馬の骨が書いたわけでは
ありません。
(註・この記事を書いているのは、そんじょそこらの馬の骨です)
とにかく、余計な個性は不要です。
ポイントを強いて言うなら、
手順書を感覚の目でよーく見てろ!ブラボー!
丸岡の餃子を実食~ひさしぶりの味~
都城市に長く生活した僕にとって、
「丸岡の餃子」は食べなれた食品です。
しかし、
衝撃的なまでにシンプルに美味い。
とsouriが評する通り、
めちゃくちゃ美味いのです。
めちゃくちゃ美味いゆえに、
何度食べても飽き知らず。
この丸岡の餃子さえあれば、
他のおかずは不要です。
ご飯が無限に食べられます。
パリパリ、サクサク、もっち…ジュワァ~
食べることに集中していたのでこれ以上の
写真はないのですが、文字で言うならこうなります。
パリパリ、サクサク、もっち…ジュワァ~
羽根はパリッと、軽い歯ざわり。
サクサクと噛みしめていると、もちもちの皮が舌に触れ…たかに思えた次の瞬間、包まれていた餡から旨味があふれます。
そして、香ばしさとタレの酸味が絡み合い、
いつまでも味わっていたい恍惚感が。
餃子→ご飯、
餃子餃子→ご飯ご飯、
餃子餃子餃子→ご飯ご飯ご飯…
ひと口食べるたびに、頬張る量が
増えるんです。
走り出したら止まらない、
キアヌ・リーブスの『スピード』のように、
餃子とご飯が止まらない。
なんか楽しい成分でも入っているんですかね?
スピードですか?
とにかくゴキゲンです。最高にハイ。
タレか?/タレ無しか?
タレ無しでも美味いです。
僕は圧倒的タレ推しですけど。
やはり、餃子に一度タレをまとわせて、
したたったところをご飯にワンバン。
なんかそういうCMがあった気がしますが、
アレがセオリー、餃子の作法だと思います。
というかタレが2個もあるので、ここで使わないと機を失します。
「焼き」か?「水」か?「揚げ」か?
今回は2日間かけて、50個全てを焼き餃子で楽しませていただきました。
持ち合わせの餃子スキルで水餃子や揚げ餃子をうまく作れるか不明ですが、いずれチャレンジしてみます。
「おいしく調理するコツ」で解説されていることですし、たぶん大丈夫でしょう。
「部屋が餃子臭くなったらどうしよう…」と不安な方へ
大丈夫です。
翌日の夜に友人が訪ねてきましたが、
「最近、焼肉した?」と聞かれる程度でした。
餃子を焼いたとはバレません。自己申告しない限り大丈夫です。
匂いの面でのカムフラージュ性能は、一定の基準をクリアしているようです。
(個人の感想です)
おわりに:丸岡の餃子を食べ終えて
丸岡のぎょうざをたらふく食べた直後は、通常「人生どうでもいい状態」になります。
「どうでもいい」というのは決して後ろ向きな、投げやりな態度ではなくて、
「もう最高、今日はもう何もしたくない」感じの幸せな状態を指します。
ただし、そのまま横になってしまうと「人としてダメな状態」になるので、幸せながらも自制心が試される局面と言えるでしょう。
横にはなるな、縦になれ。皿でも洗って、
積極的に体を動かしてください。
そんな中でも、時折訪れるゲップタイムが丸岡の余韻を長引かせてくれるはずです。
丸岡の餃子を知らない奴はモグリ説
僕もすべての餃子を知っているわけではないですが、丸岡の餃子はダントツに美味いです。
通販サイトへのリンクを貼っておきますので、丸岡童貞の諸兄は、今この場で注文してしまうことをオススメします。
Amazonでくだらねえ物を買う暇と財があるなら、丸岡で餃子を買う方が20000倍は豊かになりますよ。
40個入りは1,040円(税込)、
50個入りは1,300円(税込)です。
タレは1個76円(税込)。
餃子の丸岡 ショッピングサイト
餃子の丸岡は「キャッシュレス・消費者還元事業者」として登録されているので、クレジット決済なら購入額の5%が還元!
余談①:餃子の丸岡のドメインについて
ちなみに、餃子の丸岡は「gyo-za.co.jp」で
ドメイン取ってます。
餃子の丸岡 公式WEBサイト
「maruoka」は入ってないのかよ!
一般名詞中の一般名詞、「餃子」単体でドメインを取ってるなんて、どんな先見性だよ。こんな強い企業ドメイン見たことねぇ!
そして、餃子の丸岡WEBサイトは
SSL(暗号化通信)にも対応しています。
URLの横にあるカギのマーク。
こんにちでは必須の(むしろ当たり前の)ことですが、これって地味ながらも結構大事なポイントなんですよ。
通販も扱っているとなれば当然ではあるのですが、そういう基本的なことをきちんとやれている地方の会社はエライ。安心してネット注文できますね。
余談②:丸岡の餃子製造体制について
一日40万個の餃子を製造しているらしいです。ときには50万個にも達するとか。
1秒間に4個以上できてる計算です。
しかも、エックス線や金属探知機で異物混入をチェックしているとのこと。
おいしさの裏にある陰の努力、すごいです。
余談③:丸岡の餃子WEBサイトについて
お店にご来店のお客様からも通販でお買い求めの方からも「おいしい」と言っていただき、リピーターが多い丸岡の「ぎょうざ」。 「不思議とくせになる味」、「なぜだかいくらでも食べられる」と、そのおいしさには、謎めいた奥深さがあるようです。そんな、丸岡の「ぎょうざ」に秘められた"おいしい秘密"を惜しみなく大公開します!
ホームページにこう書かれています。
「よーしじゃあその秘密とくと見せてもらおうか」と意気込んで「おいしさの秘密」ページを開くと、
さらに引っ張られ、期待感をあおられます。
ページを遷移すると「美味しい秘密 工場編」がはじまり、次のように記されていました。
まず丸岡の「ぎょうざ」の要となる具の仕込みですが、これだけはいまだに社長が自ら行なっています。 企業秘密を守るため、ということではなく長年の経験と勘を持った社長にしかこの作業はできない、というのが実情なのです。 自然な食材を使う以上、毎日同じになる完全なレシピというものはなく、素材の状態に合わせて微妙に配合を変えていかなければ「変わらない味」というのは作れないんですね。
企業秘密だった。
社長の経験と勘が、具材のおいしさを支えていました。
いずれは胸に7つの傷を持つ伝承者が現れることを期待しています。
余談④:丸岡の餃子WEBサイトについて(再)
「美味しさの秘密」ページにある「美味しい顔」の項目。
そこには、美味しいを生み出す二人の顔があります。
ちなみに「美味しさの秘密」タブをクリックすると、遷移先ページでは何故か
「丸岡のぎょうざ」に表記が変わる。それはさておき、
「ふむふむどんなプロフェッショナルが作っているのか」とリンクをクリックした次の瞬間、
一人しか顔出てねえ!
いいけど!
でもでも、彼らのおかげで美味しい餃子ができています。
あなたも、そのプロフェッショナルな仕事を今すぐ体感すべき。マジだぞ。
余談⑤:丸岡の餃子SHOPサイトのファビコンについて
通販サイトのファビコン(サイトのアイコン、お気に入りアイコン)の正体がよくわからないのも高評価。
なんですか? これ。帽子?
箱?